PLESK 7.5 RELOADED

Chapter 1. Plesk7.5について

Plesk™はLinuxサーバ構築/管理を容易化するために設計されており、ホスティングを自動化する上で完璧なソリューションです。ホスティング・プロバイダーに要求される安定性を提供するだけでなく、管理者、販売代理店、ドメインオーナー、メールユーザなどの各ユーザに、それぞれの権限レベルに合わせたインターフェースを提供します。従って各権限レベルのユーザは管理画面を通して必要な設定/参照を行うことができます。

Pleskは自動インストーラによって数分でインストールされ、高い技術力をもっていない人でも幅広いサーバ管理業務 - 新しいE-mailアカウントの作成からドメイン全体の管理まで - をすべてクリックで簡単に行うことを可能にします。

専用サーバおよび共用サーバのドメイン管理の完璧なソリューション、PleskではWebサーバを稼動させる際に必要となるすべてのシステムを構築、設定します。また暗号化された階層的なログインシステムによりシステム管理者、ドメイン販売代理店、ドメインオーナーはそれぞれセキュアにシステムにアクセスすることができます。Plesk利用することで、専門家以外の人でもLinuxシステムを作成、使用、管理する際に直面する障壁を大幅に低減させることができます。

Pleskは4階層の管理を提供します。管理者、クライアント、ドメインおよびメール名ユーザです。すべての管理者が標準のインターネットブラウザを使用してリモートから様々なタスクを実行できます。

ユーザにはオペレーティングシステムの専門知識は必要ありません。

Pleskをインストールすると、管理者とクライアントはすぐにシステムを管理できます。ユーザがリモートからいつでもサーバ管理を行えるようにすることで、柔軟性を提供します。デフォルトで用意されているアカウントやドメインの設定は1つのボタンをクリックするだけで変更できます。Pleskを使用すると、ユーザは独自の設定を作成できます。

Pleskはお客様のシステムを高いレベルで保護するため、幅広いセキュリティ対策を採用しています。ただし、PleskおよびPleskに付随してインストールされるソフトウェアには限界があります。サーバのオペレーティングシステムのセキュリティはシステム管理者によって保たれなければなりません。 オペレーティングシステムのセキュリティはPleskインストレーションがカバー、設定する部分ではありません。

PleskはセキュアなHTTP(HTTPS)プロトコルを使用しています。すべてのドキュメントおよびユーザとサーバ間の交信は暗号化されセキュアです。

Pleskは無料の自己署名のSSL(secure socket layer)証明書を提供しています。 これはリモートユーザとPleskのセキュアなトランザクションを可能にします。ただし、この証明書は"公式な"認証局から発行されたものではないため、ログインURLにアクセスした際にWebブラウザから警告メッセージが表示されます。コントロールパネルに公式なSSL証明書を使用することもできます。証明書はPleskコントロールパネルから購入できます。直接証明書署名認証局から購入することも可能です。

PHPに対応した物理的ホスティングを作成した場合、PHPスクリプトから外部のプログラムを起動することはできません。またユーザのホームディレクトリ上のファイルを読み込んだり、書き込むこともできません。

異なるIPアドレスをAドメインレコードおよびドメインホスティングアドレスに書き込む可能性があります(webサーバの設定ファイルに書き加えられます)。 これはファイアウォールの背後のサーバを適切に機能させるためのものです。

Pleskでは管理者が特定のIPアドレスからのコントロールパネルへのアクセスを制限可能な追加的なセキュリティ対策が提供されています。


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