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ドメインテンプレートを管理する

ドメインテンプレートとはドメインの作成を簡略化するために、そこに割り当てるドメインの制限やオプション、ホスティングパラメータなどの設定を事前に定義したセットです。

ドメインテンプレートでは以下のパラメータを設定できます。

  • メール転送設定
  • サブドメイン上限数
  • ディスク容量制限
  • トラフィックの上限量
  • Webユーザの上限数
  • データベースの上限数
  • メールボックスの上限数
  • メールボックスクォータ
  • メールリダイレクトの上限数
  • メールグループの上限数
  • メール自動応答の上限数
  • メーリングリストの上限数
  • Javaアプリケーションの上限数
  • ドメイン有効期限
  • ログローテーション設定
  • スクリプト許可
  • Webmail許可
  • メーリングリスト許可
  • トラフィック統計保持期間
  • ドメインDNSゾーンタイプ
  • バーチャルホストタイプ
  • ハードディスククォータ
  • SSL対応
  • Microsoft FrontPage対応
  • Microsoft FrontPage over SSL対応
  • Microsoft FrontPage認証
  • Apache ASP対応
  • SSI対応
  • PHP対応
  • CGI対応
  • mod_perl対応
  • mod_python対応
  • ColdFusion対応
  • Web統計
  • カスタムエラードキュメントの使用

ドメインテンプレートの作成

ドメインテンプレートを追加するには、以下の手順で実行します。

  1. ナビゲーションペインのドメインショートカットを選択します。

  2. (ドメインテンプレート)アイコンをクリックします。ドメインテンプレート管理ページが表示されます。

  3. (新しいクライアント添付テンプレートを追加)をクリックします。テンプレート作成/編集ページが開きます。

  4. テンプレート名フィールドにドメインテンプレートの名前を入力します。

  5. 存在しないユーザ宛のメールの処理方法を指定し、必要に応じてWebメールへのアクセスを有効にします。

  6. ドメインのリソース使用の制限を設定するには、制限グループを使用します。必要なパラメータを設定するには、無制限チェックボックスのチェックを外して、該当する入力フィールドに制限値を入力します。

  7. ドメイン有効期限を設定するには、[無制限]チェックボックスのチェックを外して、有効期限入力フィールドに値を入力し、値に適用する単位(年、月、または日)を選択します。

  8. 必要な場合は、[ログローテーションを有効にする]チェックボックスをチェックしてください。ログローテーションの状態を選択します:ログファイルのサイズを基準とするか、時間を基準とするか(日次、週次、月次が選択可能)を選択できます。ログファイルの上限数、ログファイルを圧縮するか、ログファイルをE-mailアドレスに送信するかを設定します。

    ログローテーションのオプションは、ログファイルが大きくなりすぎて統計ユーティリティで扱えなくならないように、適切に設定するようにしてください。

  9. メーリングリストを有効にするには、該当するチェックボックスをチェックしてください。

  10. ドメインのトラフィック統計を保持するには、該当するチェックボックスをチェックして、[トラフィック統計保存期間:]で保存する期間を月単位で設定します。

  11. マスター/スレーブラジオボタンを使ってドメインDNSゾーンのタイプを選択します。

  12. ドメインの物理的ホスティングを有効にするには、[物理的ホスティング]チェックボックスをチェックしてください。

  13. 必要な場合は、該当するフィールドでハードディスククォータを設定します。

  14. SSL対応チェックボックスをチェックするとhttpsプロトコルを利用できるようになります。

  15. Microsoft FrontPage Server Extensionsの使用を許可するには、Microsoft FrontPage support および Microsoft FrontPage over SSL対応のチェックボックスをチェックしてください。認証はデフォルトで無効に設定されています。セキュリティ上の理由からMicrosoft FrontPage extensionsを利用する時にだけ認証を有効にしてください。

  16. 以下のホスティング機能を有効にするには、チェックボックスをチェックします。

    • Webユーザにスクリプトの使用を許可する:Webユーザのページでスクリプトを使用できるようにします。
    • ASP対応:ASPモジュールを有効にします。
    • SSI対応:Server Side Includesスクリプトを有効にします。
    • PHP対応:PHPスクリプトを含むhtmlドキュメントを有効にします。
    • CGI対応:独自のcgi-binディレクトリを作成し、CGIスクリプトを有効にします。
    • mod_perl対応:Perlスクリプトを有効にします。
    • mod_python対応:Pythonスクリプトを有効にします。
    • ColdFusion対応:ColdFusionスクリプトを有効にします。
    • Web統計:ドメインのヒット統計を保存します。
    • カスタムエラードキュメント:Webサーバエラーの際に表示されるカスタムページの使用を許可します。
    • Shell access to server with FTPユーザの信用情報でサーバにシェルアクセス:シェルアクセスを許可すると、ユーザはSSHまたはTelnetを介してサーバ上の自らのホームディレクトリにアクセスできるようになります。管理者が”chrootedシェル”オプションを選択していない限り、定義されている権限によっては、ユーザはホームディレクトリ外のサーバファイルシステムもブラウズできる場合もあります。セキュリティ上の理由から、シェルアクセスは禁止するようお薦めします。

  17. 変更を適用するには[OK]をクリックします。

ドメインテンプレートのリストにテンプレートが追加され、新しいドメインを作成する際に利用することができるようになります。

ドメインテンプレートを編集する

ドメインテンプレートを編集するには、以下を実行します。

  1. ドメインテンプレート管理ページで、リストのテンプレート名をクリックして、編集するテンプレートを選択します。必要なオプションが変更可能なドメインテンプレート編集ページが開きます。このページでの設定はドメインテンプレート作成ページのそれと同一です。

  2. テンプレートの設定が完了したら[OK]をクリックします。

テンプレートを変更しても、そのテンプレートをもとに作成されたドメインには変更が反映されません。

ドメインテンプレートを削除する

  1. ドメインテンプレート管理ページで、削除するテンプレートのチェックボックスをチェックします。

  2. [選択対象を削除]をクリックします。確認ページが表示されます。

  3. 確認ページで[確認]チェックボックスをチェックして、[OK]をクリックします。


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