Pleskユーザインターフェースは様々な言語で動作するように完全にローカライズされています。Pleskの多言語対応により、異なるレベルのユーザが複数の言語で同時に操作を行うことが可能になりました。例えば、管理者がある言語で操作を行っている間に他のユーザが他の言語を使用してコントロールパネルを操作できます。
コントロールパネルに統合されている言語パックマネージャは、Plesk管理者による言語パックの管理を容易にするよう設計されています。言語パックマネージャを使用して管理者は特定の言語をアクティブにしユーザが使用できるようにします。さらに、特定の言語パックでの使用統計閲覧、コントロールパネルを介した新たな言語パックのダウンロード、インストール済み言語パックリストの閲覧と削除も可能です。ユーザはコントロールパネルへのログイン時の言語を選択できます。
多言語対応機能を使用するには、Pleskライセンスキーに言語パック対応が含まれている必要があります。SWsoftのWebサイトからすべての言語パックをダウンロードできますが、コントロールパネルで使用可能な言語の種類はPleskライセンスにより制限されます。
現在お持ちのライセンスキーでカバーされている以上の数の言語をアクティブにした場合、言語パック管理ページで「The limit on the maximum number of language packs is exceeded」という警告メッセージが表示されます。
言語パック管理ページにアクセスするには、サーバ管理ページの[ロケール]ボタンをクリックします。このページでPleskコントロールパネルにインストールされている(Pleskディストリビューションパッケージとともに提供された)言語パックを閲覧できます。
新たな言語パックおよびパッケージアップデートが常に表示されますので、Pleskの購入、インストール後に随時、最新のものをインストールする必要があります。
リストに新しい言語パックを追加するには、次の手順で実行します。
SWsoftのWebサイトから必要な言語パックをダウンロードし、ローカルマシンに保存します。
言語パック管理ページで、[ロケールを追加]ボタンをクリックします。
「新規ロケールアップロード」ページで、拡張子 .rpmまたは .shのローカル言語ファイルへのパスを入力します。[参照…]ボタンを使用してもファイルの位置を指定できます。
[OK]をクリックして使用可能な言語パックのリストにそのパッケージを追加するか、[キャンセル]をクリックして操作をキャンセルします。リストに追加された新たな言語パックは自動的に有効化されます。
リストには言語パックに関する以下の情報が表示されます。
言語ステータスアイコンは以下のステータスを示します。
言語パックのステータスを変更するには、リスト内の対応する言語のステータスアイコンをクリックします。
例えば、アイコンが表示されているアクティブな言語パックを無効にするには、そのステータスアイコンをクリックします。デフォルトのロケールは無効にできません。
アイコンでマークされているロケールを有効化するには、そのアイコンをクリックします。アイコンが
に変わったら、言語パックがすでにライセンスキーでカバーされている最大数まで有効化されていることを意味します。この場合、それ以上の言語パックを有効にするにはライセンスをアップグレードする必要があります。
コントロールパネルから言語パックを完全に削除するには、該当するチェックボックスをチェックして[選択を削除]をクリックします。次のページで削除のオプションを選択します。削除した言語パックが他のユーザにより使用されている場合、これらユーザのインターフェース言語は自動的にデフォルトの言語パックのものに設定されます。Pleskディストリビューションパッケージのデフォルト言語は削除できません。
コントロールパネルのユーザはコントロールパネルへのログインの際に好みのインターフェース言語を有効な言語のリストから選択できます。ログイン後も、サーバ管理ページの[選択設定]アイコンをクリックすればインターフェース言語の設定を変更できます。